①ツーショット

今回は、線維筋痛症による全身の痛みを克服しながら、パーキンソン病の症状を改善している 山丘さん(60代:主婦:仮名)にインタビューさせて頂きました。

体重を掛けた時の足の痛みが強く、自宅内の日常動作さえ、ままならない状態だった山丘さん、一年ちょっと前にホームページで当スタジオを見つけ、AKA ‐ AKS治療をしていくことになりました。

現在では、調子の良いときは近所の公園の池の周りを 2kmほど歩けるようになった山丘さんに、スタジオでの治療と身体の変化について聞いてみました。

今日は、今までの過程を踏まえつつ、インタビューと治療風景を撮影させて頂きます。よろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします。

前回の治療から 7週間ほど経っていますが、階段の昇り降りの痛みなど現在の調子はどうですか?

階段を降りるときに時々左膝に痛みがありますが、以前より楽になりました。

良かったです^^ その他日常の生活の面で変わったことはありましたか?

歩ける距離が伸びたんですよ!近くの公園に池があるんですけど、1周2kmもある池の周りを歩くことが出来たんです^^

すごいですね!!(@_@)

この間は、主人と美術館にも行ってきたんですよ!! 館内はスペースにゆとりがあるので安心して歩けるっていうのもあったと思います。

もう、嬉しいですね。私はこういう報告を頂くためにこの仕事をやっているもんですから^^

逆に気になることはありませんか?

はい。反面、家の中での小回りが苦手です。キッチン周りでの家事動作などの細かい方向転換が苦手なように感じます。

そうですか… これはパーキンソン病による症状ですね。こちらの症状も以前に比べるとすごく良くなっているのですが狭いスペースでの小回りがまだ問題となっているようです。まずは、歩行をチェックさせて頂きますので、そこを 2 ~ 3往復してみてください。

はい。

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歩行 1

ありがとうございます。わかりました。山丘さんは右回りの方向転換が苦手なようです。説明すると、左回りの方向転換は杉板 2枚分で行っているのですが、右回りは 4枚分使っています。

自分では全然意識していなかったです。

そうなんですよ。だから自宅内でももしかしたら、右回りの動作時に特に不便さを感じているかもしれませんね。

それでは、線維筋痛症による太ももの筋の“こり固まり”、パーキンソン病による右回り不安定を AKA - AKS治療、そしてトレーニングで改善していきましょう。

お願いします。

まずは、太ももの前面の筋肉の“こり固まり”をうつ伏せでチェックします。やはり、筋繊維のこり固まりにより膝が 90度以上曲がらないですね。どんな感じですか?

太ももの前が少し痛いです。

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評価 1

わかりました。それでは筋肉に対する AKS治療でこり固まりを改善していきます。

お願いします。

では、ものすご~く軽い力で、左膝を抱えて顔に近づけてください。私はそれよりちょっとだけ強い力で引っ張って、太もも前面の筋のこり固まりをパラパラにほぐしていきます。

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AKS治療

もう一回チェックしてみますね。さっきより、踵がお尻に近づくようになりました。痛みはどうですか?

太ももの前のつっぱりが無くなりました。

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再評価

良かったです。これで階段の昇り降りの左ひざの具合をまた教えてくださいね。

続いて、鏡の前で、方向転換を上手くするトレーニングを行っていきましょう。

はい。

パーキンソン病の動きの問題には、両足の裏が床に張り付いた感覚で、足を前に踏み出したり、捻ったりできないという特徴があります。それを改善するには、右が 100%なら左は 0%、右が 0%なら左は 100%というように片足に体重を 100%乗せきるトレーニングが重要になります。

① 左右への傾きのトレーニング、② 体幹の回旋トレーニング、③ 下肢振り出しトレーニング(下の写真)を行って頂いた。

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トレーニング

お疲れさまでした。それでは、もう一度 2 ~ 3往復歩いてみてください。

どうですか?

すごく歩きやすくなりました。

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再歩行

右回りに方向転換してみてください。

はい。

さっきは板 4枚使っていましたが、治療後の今は 2枚分で右回り出来ていますよ!!

ありがとうございます^^ 自分では幅の違いはそんなに判らないんですけどね(^^ゞ

お疲れさまでした。治療の方はこれで終了させて頂きます。こちらにかけて頂いてもう少しだけお話を伺わせてください。

お疲れさまです。わかりました。

今日のトレーニングをふまえて自宅でも動いて頂き、次回は 6週間後にまた見せて頂きますね。

ところで、当スタジオにお見えになるまでのお身体の状態ときっかけをお聞きしても良いですか?

はい。今から 5 ~ 6年前に左太ももの前の筋肉を起点として全身の筋肉に強い痛みが発生しました。

いろいろな病院に通って最後に大きな病院で、線維筋痛症という診断を受けました。

治らなくて困っている方多いみたいですね。そういえば、山丘さんも最初、相当痛そうでしたもんね。

はい。加えて 3年ほど前にパーキンソン病を発症してふらつきや足の運びが悪くなり、歩行がままならなくなりました。そんなとき、インターネットで AKAスタジオさんのホームページを発見して、山内先生なら何とかしてくれそうだったので治療を受けてみることにしました。

初めてスタジオに来られた時の事、覚えていますか?

車を降りて玄関に入って靴を脱ぐ動作が不安定で、今にも転びそうで、内心はドキドキしていました(^^ゞ

また、歩きのチェックでもふらつきや小刻みな歩行で、方向転換も転びそうでしたよね。

はい。あの時は動きの悪さもありましたが、線維筋痛症の痛みの方が強かったですから…

あの時の痛みを 10とすると今はどれくらいですか?

今は 2くらいまで改善していると思います。

良かったです。山丘さんを見ていると線維筋痛症を改善するのに AKS治療はすごく良い治療法だと思います。

身体への負担もないですしね。動きの方はどうです?

さきほども言いましたが、池の周りを 2kmほど歩けるようになったり、美術館に行けたりと歩行に自信が付いてきました。その反面、自宅内での細かい動作が不安定だったり、日によっては歩きが不調な時もあります。

そうですね。私が目に見えてわかる山丘さんの良くなった点は当スタジオの玄関での靴の着脱です。今では手すりも使わず、さりげなく靴を脱いでスタスタとスタジオ内に入っていきますからね^^

そうですか? ありがとうございます^^

正直すごいことなんです。今回山丘さんにインタビューさせて頂いたのは、線維筋痛症だけでも改善することは難しいのに、更にパーキンソン病の症状をも克服しつつある、山丘さんの回復力を同じ病気で悩んでいる方に知っていただき、希望を持ってほしかったからです。

そうでしたね。それを聞いて今回のインタビューを了承させて頂きました。

山丘さん自身は現在、各種疾患に対する服薬、週 2回運動施設での運動、6週間に一回くらいの当スタジオの利用、ご主人の手助けもあり、すごく良い方向に向かっています。

薬が効かなかったり、日によって動きが悪く不安になることがあるかもしれませんが、その都度、原因をしっかり見極めて、今後も楽しい生活を続けていくお手伝いをさせて頂ければ嬉しいです。

今日は、インタビューさせて頂き、本当にありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

最後に、一緒に写真を撮りましょうね。

改善スコア

20160322_score

初回来院時の痛みを 10とすると…
現在は 2まで減少
歩行:あまり歩けなかったが…
最高で 2kmの歩行が可能に
来院時介護度:要介護 2
現在介護度:要支援 1まで回復(すごい^^)

実際に改善した患者様の動画